こんにちは!岡山市に事務所を置く有限会社晃和工事と申します。
弊社は、機械設置工事や、回転機メンテナンスをはじめとした機械メンテナンスを手掛ける専門業者です。
今回はプラントや工場で使われる回転機の診断方法をご紹介します。
既存の回転機に気になる症状がおありのお客様はぜひ参考になさってください。
回転機の診断方法
回転機の診断方法を3つご紹介します。
回転子バー切れ診断
回転子バー切れ診断は、一次測巻線の電流をFFTで解析して診断します。
仮に、バー切れが発生していれば一次側巻線に不平衡電流が流れるからです。
もし、回転機の運転中に電動機からうなり音や負荷電流のハンチングが発生する場合は、回転子にバー切れが発生しているかもしれません。
バー切れが発生すると、回転子の焼損が起きたり、最悪の場合は折れた回転子バーが遠心力で飛び出し固定子コイルを損傷させたりします。
回転機振動診断
回転機振動診断には、「無線式回転機振動監視システムWiserot」等を用います。
なぜなら、回転機の異常な兆しを発見するには振動の解析が有効なためです。
Wiserotは、高周波振動解析と低周波振動解析の結果から、軸受異常や回転体振動異常等の傾向を把握できます。
絶縁診断
絶縁診断は、分解整備時の目視検査、交流電流試験、部分放電試験、誘電正接試験、直流試験を行います。
回転機の命を左右するのが巻線の絶縁です。
絶縁事故は突発的に起こり、ダメージが大きいため短時間での復旧は難しいです。
そのため、定期的な絶縁診断を行い、劣化状態を把握するのが大変重要と言えます。
一般的に、回転機の運転開始から10年が経つと絶縁劣化を原因とする事故が増え始め、20年後には寿命を迎えます。
突発的な事故で大きな損益を出さないよう、回転機メンテナンスを実施しましょう。
既存の回転機の点検をお考えですか?
有限会社晃和工事では、回転機メンテナンスや機械設置工事、仕上げ工事のご依頼を承っております。
また、製缶工事も自社で行うため短い工期で高品質な施工のご提供が可能です。
お客様のニーズに寄り添った丁寧な仕事を徹底しておりますので、機械設置工事の業者をお探しのお客様はお気軽にお問い合わせください。
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