
「回転機の状態、最近どうだろう?」
そう感じたことはありませんか?
岡山県岡山市を拠点に、香川県や広島県などでも機械メンテナンスを行う有限会社晃和工事では、回転機の点検・整備に数多く対応してきました。
本記事では、回転機のメンテナンス時に必ず確認する3つの重要なポイントをご紹介します。
振動による異常の有無をチェック
回転機の状態を確認するうえで最も基本的なのが「振動検知」です。
専用の測定器を用いて振動の振れ幅やパターンを計測し、バランスの崩れや内部の不具合を見つけ出します。
たとえば、軸がずれている、軸受けが摩耗しているなどの問題は、振動の増加や偏りとして現れることが多く、初期段階で気づければ大きな故障を防ぐことが可能です。
また、ボルトの緩みや据付ミスなども振動に影響を与えるため、物理的な締結部分も併せて確認します。
こうした振動の変化は、経験とデータの両方を活用しながら判断する必要があり、定期的な測定が重要です。
振動検知の着目点
振幅:通常より大きな振れがないか
周波数:異常な共振がないか
設置状態:締結の緩みや傾きがないか
温度上昇による内部異常の検出
異常発熱は、機械内部で不具合が進行しているサインです。
晃和工事では、サーモグラフィーを活用して各部の表面温度をチェックし、通常より高い温度が検出された箇所を重点的に確認します。
摩擦や潤滑不良、通風の不足などが原因で温度が上がるケースがあり、放置すれば焼き付きや溶損といった致命的なダメージに至る恐れもあります。
とくにベアリング周辺やモーターの巻線部分などは異常が発生しやすいため、定期的な温度測定が欠かせません。
非接触で可視化できるため、安全かつ精度の高い点検が可能です。
音から異常を感じ取る「聴覚検知」
最後に重要なのが、熟練の職人による「聴覚検知」です。
耳を当てて聞き取る微細な異音から、機械の不具合を見つけ出すという、人の感覚に頼った点検手法です。
「カラカラ」「ゴトゴト」「ギー」というような普段と異なる音は、内部の部品に摩耗やゆるみ、変形がある可能性を示しています。
機器の種類や稼働音の傾向を熟知しているスタッフであれば、音の変化にすぐ気付くことができ、他の検査機器では発見が難しい問題にも対処できます。
このように、デジタル計測と職人の感覚を組み合わせることで、より高精度なメンテナンスが実現できます。
機械の整備・点検のご相談は晃和工事へ
晃和工事では、回転機のメンテナンス・修理・設置をはじめ、各種機械器具に関する施工を幅広く行っています。
岡山県内を中心に、香川県・広島県といったエリアでも対応しており、現場の状況に応じたきめ細かな点検・整備をご提案しています。
回転機の異常を放置してしまうと、突発的な故障につながるリスクが高まるため、「少し変だな」と感じた時点でご相談いただくのが理想です。
採用情報|機械整備の技術を学びたい方へ
晃和工事では、回転機やコンプレッサーなどの機械整備に関心をお持ちの方を対象に、現場スタッフを募集しています。
未経験からスタートした社員も多く、実務を通して着実に技術を習得できる環境が整っています。
資格取得支援や先輩の指導制度もあり、「機械に関わる仕事がしたい」「手に職をつけたい」という方にぴったりです。
協力会社様も募集中です
晃和工事では、機械設備メンテナンスの現場において力を貸していただける協力会社様も募集しています。
技術を共有しながら、安定した案件獲得と施工品質の向上を目指して、一緒に取り組んでくださる企業・個人事業主様を歓迎します。
ご興味のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。
回転機のメンテナンスには、振動・温度・音といった複数の視点からの確認が不可欠です。
正確な点検を通じて設備の安定稼働を保つためにも、異変を感じた際にはぜひ晃和工事までご相談ください。



